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インフルエンザに影響する免疫とは

インフルエンザウイルスと戦える力を免疫と呼びますが、免疫には自然免疫と獲得免疫があります。
自然免疫は体内を常に監視して、病原体が入って来たら真っ先に反応するのが役目です。
自然免疫から連絡を受けて駆け付けるのが獲得免疫で、獲得免疫は実戦を積むことで強くなって行きます。
獲得免疫が一度相手に勝てる強さを得ると、防御力は非常に強力になりますが、初めて出会う相手に勝てるようになるまでには時間がかかるのがネックです。
自然免疫は生まれつき持っているもので、普段から能力を高く保っておくとインフルエンザウイルスにも素早く対応することができます。
自然免疫が高レベルだと、獲得免疫もすぐに戦えるようになり、総合的な免疫力が高まると考えられています。
それでは、インフルエンザに対抗できる自然免疫の力を日頃から高くしておくためには、どのようなことを心がければよいのでしょうか。
それには何を置いても規則正しい生活が一番です。
特に免疫細胞の60~70%は腸に存在しますので、腸内環境を整えることはインフルエンザにもとても有効です。
そして免疫力を作る物質は睡眠中に作られるため、質の良い睡眠をたっぷり取ることは免疫力向上に欠かせません。
適度な有酸素運動も免疫を上げる効果が認められていますので、無理のない範囲で体を動かすことも大切です。

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